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STANDARD MAGAZINE

RISING COMPLEX

「このままじゃ全然面白くない。そこからです。」

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H(林下) 中高生をメインに、より沢山の人達に美容を好きになってもらいたい。そして美容師を志す様な人が増えて欲しいという思いから生まれたイベントなんですが、今年は自分が実行委員長を任して頂きました。で、まず何から始めようかと考えて、実行委員メンバー皆で仲良くなる事から始めました。仲が悪いからとかそういう事ではないですよ(笑)ただ単純に凄く楽しい仕事なんで、それを伝える側が本気で楽しめたら良いなと思ったのと、やはり何をするにしてもコミュニケーションが基本かなと思ったので。

S(島崎) 僕はイベントの一回目から参加しているんですが「参加する」のと「運営する」のは全然違いました。始めの頃はもっとこうしたらとか色々構想を描いていたんです。でもこうして実際に運営する側に立った時に、先輩達がゼロから作り上げて来た事だったり、思いを形にする事の難しさを実感する場面に直面して、先輩達への尊敬と同時に、だったら自分もそれを超えていける様なイベントにしたいと思って参加しています。

N(丹羽) 僕の場合は、ここにいるメンバーの事も元々そんなに深く知らなくて、イベントとして見ている立場だったんですけど、今年は林下さん達が一緒に変えていこう!みたいな感じで声をかけて下さったのがキッカケで、ある意味で何かが変化する?脱皮する?タイミングなのかなと思ったのが最初でした。ただ、こうして自分が参加するのであれば自分が入る事によって良い意味で化学反応を起こしたいなと企んでますけどね(笑)実際、僕自身も今の美容師の見え方について色々考える事があって、美容師ってもっと広い意味でライフスタイルを楽しくする提案が出来るんじゃないかって思うんです。一般の認識としてそんな美容師さんが増えたら、美容師になりたい人や美容師と関わりたい人も増えて業界としてもフラットに面白くなるんじゃないかと思いお店でも取り組んでいた時にお話を頂けたので、タイミングも凄く良かったんです。僕らの世代で変えられる事、もしくは何が出来るのか!みたいな問題提起は今の僕らがちゃんとしていきたいんですよね。

I(伊佐治) 去年からライジングに参加しているんですがその時は決めて頂いた事に対して、僕達がミッションとして遂行していくような感じだったんですよ。ただ色々と考えてみて決まっている事だけではなくて、もっと自分達からも出来る事があるんじゃないかと思って。自分がそう思うってことはたぶん、僕みたいな考えの人がいるんじゃないかなって思う部分もあったんです。現場の僕らが進んで動く事で受け手側にも伝わり方が全然違ってくるような気がしたんですよね。それで今年は自分から示そうという思いで参加しています。

 

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S 年を追うごとに、イベントに来て頂く人達に魅力が伝わりづらくなってきている様な気がしていて。どうしても規模が大きいから、色んな所で色んな事言われるじゃないですか。それを全部聞いていくうちに、最初カクカクして面白かったものが、どんどんどんどん丸くなっちゃってて。もしかしたらそれは僕自身がそうなっていたからかもしれませんが、本来美容師になる事を夢見る人が増えたり、美容の面白さや魅力を発信してくためには、純粋に面白いって感情がスタートだったと思うんです。じゃあ僕自身はどうなのかと考えた時、イベントを運営する事が目的になってないかと、自問自答したんですよ。このイベントは僕にとって凄く魅力的だからこそ、きっと美容師を夢見る人にとってもそれがちゃんと伝えたい。それには僕自身が面白い!と言えるものを純粋にぶつけていく事が大事なんじゃないかと思ったんですよね。

I 「RISINGCOMPLEX」っていうのは、「同じ志を持った美容師達が集って作ったプロジェクト」っていう風に聞いていたんですね。それも、ちゃんと会社の事まで分かっている集団であるという事。なのでお店の垣根を越えてここまでの規模のイベントが出来たんだと。ただ回を重ねるごとに、それを受け継ぐ人へと代替わりしていく中、今の僕らに求められる事もあると思うんですよね。例えば、僕が「つまらない」と思う事を下の子たちにモチベートできない訳ですよ。僕らは僕らが感じた事を本気でやらないとダメかなっていうのを感じて意見をしていく事でイベントが良くなると信じてやるべきだし、例えそれで多少もめる事があったとしても結果イベントがより良くなる事が大切だと思うんです。その上で一人一人が勇気を持って何かを変える事を恐れない、または大切に次の世代へ受け継いでいくべき事を問題提起できればと思うんです。そういう意味でまずは今の僕らがやらないとですよね?林下さん。

 

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H はい、そうですね(笑)単純に僕らが「同じ志を持った関係性」である事が大事だと思っています。そういうのってやっぱり人と人だから一緒に食事したりお酒飲んだりする中で熱く語るみたいな事が必要だと思うんです。泥臭いかもしれないけど、討論したりしてでもお互いがどんな事思ってるかを知り、本気で良いと思っている事を伝えるから魅力に繋がるんじゃないかなと思います。

N 僕は、皆さんとお話したことがなかったので、当初いきなりそういう討論が始まって、なんか始まったなこれ、みたいな(笑)今までのRISNGは知っていたんですけど、皆さんの思いとかは深くまで知らなかったのでこれどうなるんだろうなっていうのは最初素直に思いました。その後に改めて皆さんの思いを聞いて、これは共感出来るなと思いました。本気だからこそ、僕も思った事・感じた事に対して本気でセッションしていきたいなという思いが湧きましたし、ここなら僕自身も成長出来るんじゃないかと本気で思えたんです。

「美容業界はもっともっと面白く出来る。 自分たちの力で。」

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H 「脱皮」っていうことを具体的にイメージすることで新しい風が吹くんじゃないかと、そういう部分で皆協力して、今までのRISINGからこれからのRISINGへ脱皮させたいんです。「壊す」じゃなくて「進化」と言う意味で。僕らはコミュニケーションということを常にテーマにして動いているので、そういう部分での皆との繋がりを大事にして、根本的な思い「美容、理容人口を増やしたい」っていうサロンが集まっているプロジェクトなので、イベントに来てくれた人達へ「面白い!」「僕も、私もあーなりたい!」を届けたいんです。

S 今回は僕たちがやっていますが、今後このボジションをやりたい子達が出てきたら成功だと思うんですね。受け継がれるとしたら僕たちは今その真ん中にいる立場なんだなっていう認識もあります。そういう意味で僕らも必死ですけど(笑)必死に楽しんでますよ!経験豊かな人達の考える事が、全て正しいのかってなったときに、若手の突飛な力が必要な側面はあると思います。既成概念から飛び出した発想とか新しい可能性は常に広げていけるプロジェクトでありたいんですよね。高校生をモデルにしてカットバトルっていう企画があったんですけど、それをやる事で、出演する高校生とその友達っていうことで集客がバチっとハマったんですよね。僕は、それがすごいなって思ったんですよ。お店でもそうなんですけど、結局かっこいい髪型作るとか、かわいい髪型作って、俺の作った髪型どうだ!って感じで、それを見た女の子が、友達紹介してくれたり、つまりそういうとこじゃないですか美容師って。今しかない発想で人が動くっていう所に、僕はすごく魅力を感じているので、自分が関わったからには何かしてやろうっていう。その辺に自分は面白みを感じています。

 

「討論したりしてでも、 お互いの意見をぶつけあい、 面白いものにしたい。」

 

S 例えば、(美容師の)オーナー会議で林下さんや伊左治さんが、「このままじゃいかーん!」って感じで吠えてるわけじゃないですか(笑) 俺も思う事言わないかんわって思うじゃないですか。でもオーナー会議って、東海のサロンの大御所達が一同に集まっている訳なんですよ。僕はその中にいて、ここにくるのも凄いなって思うし、10年後、20年後、30年後、自分はここにいるのかって考えるんですよ。東海地区の美容を作ってきた人達の集まりにいてそこで発言しないと将来ここに自分がいれないなって感じたんですよ(笑)結構ビビってますよ、実際。でも、いくしかないって。今回この代表のメンバーに加わる事にしても、来場者何千人という人を動かすイベント出来るっていうことなんです。そういうのってめちゃくちゃ面白いと思うんですよ。そういう、自分は面白い事できてるなっていう感覚を常に自分の奥底には持ってたいです。

I 僕は結構とんがってる人間が好きで、僕の部下達は結構とんがった感じの子が多いんですよ。上司がとんがっていると、影響受けるじゃないですか。僕達の時代って、「こういうことがやりたい!」っていうのが強かったような気がするんですよね。個々が良いものを持っていれば、集団になったときに絶対に面白いはずなんですよ。みんな平坦でそれなりのモノが出来るより、凸凹があった方が絶対面白いと思うんです。そっちの方が格好良いじゃないですか。自分が格好良くいるためには、自分という人間が信念を持ってとんがったまま成長して、そういう仲間達とあれやこれややることだと思います。僕のスタンダードは常にそんな環境に身を置く事だったりしますね。

H 僕の場合は飽き症なんですよ!(笑)簡単に言うと、飽き症じゃなくなったら、僕は輝いていないかもしれないです。飽き症だからこそ、次に何かやりたいし、チャレンジしたいし、僕は凸凹なので、丸くはなれない。飽きる事は僕の美学で、飽きて次やって、飽きて次やって。もしかしたらRISINGも飽きたら辞めちゃうかもしれないです(笑)

S こらこら(笑)

H それは冗談ですが、幸せなのはケツを押してくれる人がいっぱいいるので、ケツを押してくれる人をもっと増やしたいし、僕も人のケツを押せる人間になりたいんです。それにつまらないですよね?毎日に満足しちゃったら。僕はすごくミーハーなんで常に何やら騒いでる事に首突っ込みたくなるんですよ。ただ飽き症でも飽きるまではとことんやりますし、半端な事はしたくないんです。つまり、愛される飽き症であることですかね。

N 僕は先人達ばかりに頼って発想してちゃだめだと思うんです。そこにはもちろん沢山の尊敬があります。でもだからといってそこで甘えるんじゃなくて、きっと先輩達も始めは皆色んな事と戦ったり、ぶつかって、それでも追求し続けて今があると思うんですよ。だとしたら今の僕が感じている感覚を信じて、でも常に可能性はフラットに持って追求したいですね。やり方とか工夫の部分で、単純に僕や僕らが、面白そうだなとか面白いなと思って関わる人に自信もって言える様な事をしたい。その分、大変なこともあると思うんですけど、そこで成功させる事が、次に繋がると思うし、もっともっと新しい発想に繋がっていくんじゃないかなって思うんです。

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<Talk> clear OF HAIR / 林下大輔氏(H) BUDDY HAIR / 伊左治資生氏(I) HAIR ICI / 丹羽健太氏(N) gigs a sense of beauty / 島崎千成氏(S) <Photo> Ryota Kinoshita <word> Makoto Chihara [ amaoto ]

 

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