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STANDARD MAGAZINE

2013 YABA COLLECTION

「色々な人が繋がっていくこと。それだけでも価値がある。」

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名古屋にある大須1丁目から4丁目、栄1丁目から3丁目にあたる地域を総称して「矢場町」という。
地元の人達には栄ミナミとして親しまれている。そんな矢場(栄ミナミ)地域で美容師達がファッションを軸に新しいカルチャーを発信しようとするイベントが企画されている。YABA COLLECTIONというそのプロジェクトは地域活性化、または一般の若者達への情報発信などに向けられているという。業種や地域、人がフラットに繋がりつつある昨今、あえて最初に美容師達が声をあげたのはなぜか?そこにファッションが関わる意味とは?新たな試みであるYABA COLLECTIONを通して見えてくるこの街の「今」。

YABA COLLECTIONを運営するメンバー達の視線の先にある、この街の「これから」にフォーカスをあて考えてみたい。

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<YABA PROJECT運営メンバー>

丹羽 健太 / HAIR ICI
林下 大輔 / clear OF HAIR
斉藤 進也 / giulietta
中島 ヒロエ / SERIO
荒砂 将太 / LA PENSEE

写真 : 木下了太
取材・文 : 千原 誠

Q1 YABA COLLECTIONを通して皆さんがしたい事は何ですか?

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荒砂
昨年、「ファッション」というフィルターを通して矢場地域の活性化をしたいと思い、美容師として一石投じられたらとLA PENSEEで立ち上げたのがキッカケだったんです。単刀直入に「自分達はどう見られているんだろう」っていう思いもありました。実際にやってみて、僕らだけではなくもっと広い意味で美容師同士、または地域、ここに集まる人も含めて繋いでいけたら面白いんじゃないかと思い皆さんに声をかけてプロジェクトとして発足させたのが始まりです。

林下
この地域から、全国に発信できるような男の子や女の子が出て来たら面白いのになーと以前から思っていて。YABA COLLECTIONはそういった意味で、これまでの名古屋エリアでの美容界では新しいアプローチだなと思ったのが大きいですね。これまでに無いカルチャーとして「名古屋のファッションといえば矢場だよね」と認知してもらえる様にできたらなと思っています。

丹羽
「発信力」という意味で東京や大阪に比べてどうしても名古屋は弱いという印象がありました。時代的に場所や時間の差がどんどんフラットになっていく中で、もっと能動的にアクション起こして発信していきたいんです。この地域の見え方が他の地域からみても変わる事が大切だというビジョンがあります。

斎藤
僕は去年のYABA COLLECTIONを見てて単純に格好良いなーと思ったんですよ。コテコテの美容師同士で共有する「どうだ!」って感じの見せ方ではなくて、一般に向けたファッションであったり、スタイルであったりについて僕自身考えさせられる事があって。何か一緒に面白い事が出来そうな気がしたのが大きいですね。

中島
美容師になるキッカケが、ファッションショーだったりファッション雑誌読んだりしてて良いなと思ったのが始まりなんですけど、単純にそういう事がこの地域からも発信出来るんじゃないかと思って。今この場所で働いているのも、私はこの場所からでも出来ると思っているからですし、同じ思いを持った方が集まる事で可能性も広がるんじゃないかと思っています。

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Q2 切り口である「ファッション」というものをどう捉えていますか?

林下 昔は流行のモノをどう着るか、着飾るかみたいな事を考えてたんですよ。でも結局似合ってるかどうかが凄く大切だなって。ジーパンにTシャツでも格好良い人だっているし。それって凄く自分を分かってるって事でもあると思うんです。そういう意味で考えると「バランス」なのかなと。それは自分でもそうですし、お客様に提案する時もそうですね。トータルでのバランスが凄く大切なんじゃないかなと僕は捉えてます。

丹羽
僕は美容室という会社に属している訳ですが、ブランディングとして大切な要素でもあると感じてます。スタッフがしている髪型だったり、着ている服だったりを見てお客様が、「ICIっぽいね」とか言ってくれたりするんですよ。自分達が好きなものを着るっていうのもありなんですけど、集団になった時に全体の方向性だったり、スタイルを共有しつつ、個々が自分の好きな感覚に+αでそういったモノを取り入れる事で、自然と「〜っぽい」みたいなモノが産まれると思うんです。そう考えるとファッションって見た目なんですけど、個々のオリジナリティが混ざり合って新たな価値感が生まれ繋いでくれるものだったりしますよね。

荒砂
個人的には第一印象かなって思ってます。自己表現やブランディングという側面もあると思うんですが、人ってパッと見た時に感じる第一印象で何%かが決まるって言うじゃないですか。その何%を変えられる仕事に自分が携わっているって思うと凄く楽しいですよ。なのでファッションって何って聞かれると第一印象かなって自分は思います。

斎藤
その人自身かなって思います。自分はこうしたいとか、こう思っていますっていうのがあって色んなモノを選んでいる訳なので、姿形に出ているのかなーって思うんですよね。で、それを助けるのが服だったり髪型だったりアクセだったりメイクだったりすると思うんですよ。なので突き詰めていけばいく程深さが出たりするんじゃないかなーと思います。

中島
例えば、服って毎日同じモノを着る事ってそんなに無いと思うんですよ。気分によって変えたりするじゃないですか。そういう意味で表現なのかなーって。私自身で言えば素材にこだわる様になって色んな意味で磨かれたと思いますし、色だったり、作りだったりがあってそれと同じ様に髪型を考えたりしてると楽しいじゃないですか。この方が可愛い!とかワイワイ言って。表現っていう意味で色々変えられるから楽しいって事かなー。すみません。まとまって無いですね。

一同 笑

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Q3 それぞれが個々に描いているリアルな「YABA COLLECTION」とは?

丹羽
スタッフの成長やブランディングって言う事も考えていますね。もちろんイベントの成功あってこそですけど。パブリックな意味と僕らなりのテーマ両方とも持っている事はリアルなとこだと思います。それにまず5つの会社が集まって創る意味って大きいと思うんです。今後の展開としても大きな事が出来ると思いますし、その可能性をまずは広げたいなと思っています。

斎藤
矢場町にあるお店で勤務しているので、この地域に必要なお店でありたいと思うんです。この地域で何かイベントや企画が立ち上がった時、僕らのお店に声がかかる様な、この地域にとって無くてはならない存在になれたら嬉しいなと思いますね。そうする事が僕のやりたい事かもしれません。それが結果として皆のためにもなるんじゃないかと思います。

中島
今いるお店のスタッフの可能性とかを広げたいかな。もっともっと名古屋の女の子を可愛く出来るって思ってますし、それにはなかなか発信の場が無かったから。そういう意味ではやりたい事ばかりなんですよね(笑) 私自身の感性もそうですが名古屋から発信していけるチャンスだと思ったのが大きいですね。

林下
僕は「ヨッシャ!これからどうやって自分達も含めてブランディングしていこうかな」って言うのが本音ですね。さあ目立つぞ!みたいな(笑) ただ僕が目立ちたがりなとこもあるんですけどね。そもそも僕がやりたいって思う気持ちが大事ですし、やれる人間、やりたい人間がバッと前に出てやる勇気が必要だと思うんです。そういう個性が集まって創るから面白いモノが出来ると思うので僕はやるだけです!

ybc-2 Q4 あなたにとってのスタンダードとは?

荒砂
僕は、常に時代に求められているモノだと思っています。気分やちょっとした事でも変わるとは思うんですが、その瞬間、空間、人に求められるモノがスタンダードなんじゃないかなーって思いますね。

斎藤
作品とかだけではなくて、自分は色んな意味で表現者だと思っているので、自分が表現したモノから何かを感じてくれて、答えてもらえて、そこからまた次の表現に繋げていくっていう循環を創る事かなーと思います。ちゃんと求めてもらえてそれを元にまた表現していきたいですね。

中島
2つあるんですけど、周りの人が幸せになってくれる事と挑戦し続ける事です。逆にそれ以外無いです。

斎藤
いやー良いですね。今僕の中で素敵な音楽が流れました。

一同 笑
丹羽、林下両氏のスタンダードはRISING COMPLEXのページより。

 

 

→YABA COLLECTION

http://yaba-colle.com/

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